あなたの街の遺品整理コラム
実家売却時に片付けをするべき理由|売却時の手順も併せて紹介
2023.2.4
この記事の監修者:あなたの街の遺品整理編集部
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実家を売却する際に、そのまま売却するよりもひと手間かけた方が高く売れる可能性があります。
これは、購入する側からすれば少しでも見栄えのよい物件の方が好印象を持ち、高く評価してもらえるためです。
そこで、最低限売却時に片付けだけは実施しておきたいものです。
では、具体的に実家売却時に片付けをするべき理由として、どのような点があるのでしょうか。
この記事では、実家売却時に片付けをするべき理由と、売却時の手順などを紹介します。
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目次
実家売却前に片付けをしたほうが良い理由
実家売却前に片付けをしたほうが良い主な理由は、家を売却する際には、原則として家の中にあるものをすべて片付けて、空の状態で引き渡す必要があるためです。
購入者側からすれば、家そのものを欲しいのであって、家の中にあるものは基本欲しいとは思っていないのです。
もし価値があるものが残っている場合は、家財道具つきという形で販売することも可能です。
ただし、一般的な価値が高い高価な家具や家電などを付けたとしても、それを望んで購入するのは稀なケースとなります。
実際に、家財道具つきで販売したとしても、売却金額に変化はないため、基本的には空にして引き渡す必要があります。
また、不要物があると印象的に悪くなる傾向があり、片付けした上で内覧してもらうと、好印象を与えることができる場合が多いです。
以上から、実家売却前に片付けを原則実施するようにしましょう。
実家売却時の片付けの手順
実際に、実家を売却するために片付けする際には、以下の手順でおこないます。
- 貴重品・重要書類を見つけておく
- 片付けのスケジュールを立てる
- 不用品を処分する
- きれいに清掃する
各手順について、詳しく解説します。
貴重品・重要書類を見つけておく
実家売却時の片付けに限った話ではありませんが、家の片付けをする際に絶対に避けなければならないのが、必要なものまで処分してしまうケースです。
片付けする際には、大まかには必要なものと不要なものを仕分けて、不要なものを処分したり買い取ってもらう流れとなります。
そこで、必要なものを残す作業で誤った判断をすると、貴重品や重要書類を廃棄しかねません。
そこで、最初の作業として貴重品や重要書類をあらかじめリストアップしておき、見つけておく作業が必要です。
これは、目についたものを仕分けるのではなく、存在するものをしっかりと見つけて仕分ける方法となります。
例えば、封筒の中に不要な書類と重要書類が混ざって入っていた場合、中身を数枚確認して不要な書類ばかりであると、すべてが不要な書類と判断して処分してしまう可能性があります。
そこで、必要な重要書類をリストアップしておいて探せば、確実に見つける作業をおこなうので誤って処分するリスクを回避可能です。
片付けのスケジュールを立てる
実家の片付けをおこなう際、基本的には内覧が始まる前までに片付けしておくのが無難です。
そこで、内覧の実施時期から逆算して、いつまでに完了できるかをスケジューリングする必要があります。
スケジュールは、無理がなく確実に対応できるものであることが重要であり、自分ひとりで対応できない場合は家族や知人、そして業者の都合などを加味して決定しなければなりません。
また、スケジュールを作成する際にはごみ回収の日時に合わせることも重要です。
片付けして廃棄物が発生した場合、自治体のごみ回収日に出して処分する場合がありますが、片付けのタイミングと合っていないとしばらくの間は処分できない状態が続いてしまいます。
よって、効率よく処分したい場合は、ごみ収集日に合わせて片付けするのも良いでしょう。
不用品を処分する
片付けの本作業としては、必要なものと不要なものを仕分けていきます。
必要なものがある場合、トランクルームなど他の置き場所に一時的に保管する、または新しい住居が確保されている場合は移動させるなどの対応が必要です。
不用品と判断したものについては、基本的に処分しなければなりません。
処分としては、廃棄処分とリサイクルショップなどで買い取ってもらう方法があります。
廃棄処分する場合でも、自治体のごみ収集で処分したり、処分業者に依頼するなどの方法があります。
買取の場合、リサイクルショップに依頼する場合がありますが、片付け業者に依頼すればものの仕分けから搬送、処分、そして買取まで一貫して対応してもらえるのでおすすめです。
きれいに清掃する
ものの片付けが完了したら、仕上としてきれいに清掃する作業が必要です。
普段、掃除を欠かさず行っていたとしても、家具が置いてあった場所には埃が溜まっていたり、変色していたりするケースがあります。
そこで、きれいに清掃して清潔な状態としておくことで、内覧をおこなう際にも相手に好印象を与えられます。
清掃は、床だけでなく壁、天井まで含めて丁寧に実施しなければなりません。
また、汚れが落としにくい水回りやキッチンなども、しっかりと掃除する必要があります。
さらに、見た目だけきれいにするだけでなく、臭いもしっかりと落とさなければなりません。
なかなか落とせない汚れや臭いがある場合、ハウスクリーニング業者に依頼するのも一つの手段となります。
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実家を売却する際の流れ
実家の片付けをおこなった後、実際に売却するまでの流れとしては以下のように進行します。
- 名義変更の登記をする
- 複数の不動産会社に査定依頼をする
- 相場を調べておく
- 媒介契約をして売りに出す
各流れについて、詳しく見ていきましょう。
名義変更の登記をする
実家を売却することを決めた場合、最初に相続登記をおこなわなければなりません。
相続登記とは、不動産の所有者名義を被相続人となる自分の名義に変更する作業のことです。
相続登記自体には、期限や相続投機しなかった場合の罰則などは設けられていません。
ただし、相続登記しなかった場合に不動産の権利関係においてトラブルが発生した場合に、自分の物件であることを主張できなくなるのです。
よって、トラブル発生時を見越して、相続登記は最初の段階で済ませておくことをおすすめします。
名義変更の登記をする方法として、以下があります。
- 管轄の法務局窓口で申請する
- 管轄の法務局で郵送により申請する
- オンラインで申請する
もし、手続きで悩むことがあれば、司法書士に相談して手続してもらうのもよいでしょう。
複数の不動産会社に査定依頼をする
実家を売却する場合、基本的に不動産会社に依頼して売却する形を取ります。
不動産会社に依頼する場合、手数料を負担しなければなりませんが、専門家からのアドバイスを受けたり、不動産会社のネットワークにより売却できる可能性が高まります。
ただし、不動産会社によってサービス内容はまちまちであり、また査定金額も異なるものです。
よって、一つの不動産会社に決め打ちするのではなく、複数の不動産会社に割いて依頼するのがおすすめです。
その上で、より条件の良い不動産会社を選定して売却を進めます。
相場を調べておく
複数の不動産会社に査定依頼をすると同時に、売却時の相場を自分で調べておくのも重要です。
相場を調べる方法の一つとして、先に紹介した複数の不動産会社から査定を受ける方法があります。
他にも、土地の固定資産税評価額の約7割が大まかな市場価値となります。
事前に相場を把握して、適正値で売却できる方法を検討してください。
媒介契約をして売りに出す
売却先と売却金額を決定したら、仲介業者と媒介契約を締結してください。
媒介契約とは、実家をどのような条件で売却するのか、もし売却が成立した際に仲介業者に支払う報酬条件はどのようにするのかなどを決定する契約のことです。
仲介契約が締結された時点で実家が売りに出されて、買い手が見つかるまでは業者に一任する形となります。
実家の片付け時・売却時のポイント
実家の片付けや売却する際には、注意すべきポイントも多数あります。
主なポイントは、以下のとおりです。
- 処分するものを家族や親族間で把握しておく
- 売却時にかかる税金を把握しておく
- 業者に依頼することも検討する
各ポイントについて、詳しく解説します。
処分するものを家族や親族間で把握しておく
実家を売却するためにおこなう片付けでは、様々なものを処分する形となります。
処分するか残しておくかの判断は、実際に作業する人の基準にゆだねられてしまいます。
ただし、ものによっては自分では価値がないと思っていても、他人にとっては価値がある場合もあるのです。
特に、思い出の品などはその人にしかわからない価値がある場合が多く、他人がその価値を正しく判断するのは困難です。
もし、勝手に処分してしまうと家族や親族間でもトラブルに発展しかねません。
そこで、片付けをする際には処分するものを家族や親族間で把握しておく必要があります。
売却時にかかる税金を把握しておく
相続した上で実家を売却する場合、以下のような税金がかかります。
- 登録免許税
- 印紙税
- 消費税
- 相続税
- 譲渡所得税
上記の中で、特に負担が大きくなるのが相続税と譲渡所得税です。
相続税は、以下の税率で徴収されます。
相続した金額 |
税率 |
控除額 |
1000万円以下 |
0.1 |
なし |
3000万円以下 |
0.15 |
50万円 |
5000万円以下 |
0.2 |
20万円 |
1憶円以下 |
0.3 |
700万円 |
2億円以下 |
0.4 |
1700万円 |
3億円以下 |
0.45 |
2700万円 |
6億円以下 |
0.5 |
4200万円 |
6億円超 |
0.55 |
7200万円 |
また、譲渡所得税とは実際に売却が成立した際の利益となる譲渡所得に対して課される税金です。
利益を得たかどうかについては、実家取得費との差異により以下の計算式で算出されます。
譲渡所得 = 譲渡収入金額 -(取得費 + 譲渡費用)
以上のように、売却時にかかる税金があるため、どの程度税金がかかるかを把握しておくことが重要です。
なお、各種税金では控除条件等もあるため、控除を最大限活用して節税を図りましょう。
業者に依頼することも検討する
実家の片付けをおこなう場合、自分ひとりで対応するのは難しいケースが多いです。
特に重いものやサイズを大きなものを処分する場合、誰かの手を借りたくなります。
また、不用品を買取してもらいたい場合は業者に依頼する必要があります。そこで、実家の片付けから不用品の処分、買取まで一括で対応してくれる業者を依頼するのがおすすめです。
一括で対応してくれる業者を利用すれば、作業別に個別に業者を選定する必要がありません。
また、一括で依頼した方がお得になる場合があるため、基本的には片付けを一貫して行ってくれる業者を利用しましょう。
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まとめ
実家を売却する際には、基本的には片付けをおこなった上で売却手続きを進めるのがベターです。
特に、より高く買い取ってもらいたい人にとっては、必須となります。
実際に片付けをおこなう場合、思うように進まないケースが多いです。
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