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生前整理にデメリットはある?向いている人の特徴から進め方まで解説

死後を見据えて、生前のタイミングで様々な対応をしておくと、残された家族にとっても整理を容易におこなえるメリットがあります。

生前のタイミングで様々なものを整理することを生前整理と呼びますが、生前整理をおこなうことで少なからずデメリットがあるのです。

よって、生前整理について正しく理解した上で対応する必要があります。

では、生前整理とは具体的にどのような作業となるのでしょうか。

この記事では、生前整理にデメリットや向いている人の特徴から進め方まで解説します。

生前整理と遺品整理の違い

生前整理と似たものとして、遺品整理があります。

ただし、生前整理と遺品整理で決定的に違う箇所として、自分で整理するか残された家族が整理するかの違いがあります。

具体的には、生前整理の場合は自分が生きているタイミングで、自分がメインとなっておこなう整理のことです。

一方で、遺品整理とは自分が死亡した後に残された家族などが実施する整理を指します。

遺品整理の場合、エンディングノートなどで意思表明していない限りは、家族の意向により整理が進みます。

生前整理の場合は、自分の意志で残す、残さないなどを判断できるため、より自分の意志を反映させられる点が魅力的です。

老前整理との違い

生前整理と似た作業として、老前整理があります。

老前整理とは、老いに備えて様々なものを整理することを言います。

老前整理には定義がなく、例えば定年を迎える50代から老後を意識して整理をする場合を指したり、定年後に時間的余裕が生まれたタイミングで実施するケースもあるのです。

生前整理との違いとしては、生前整理は自分が死を迎えるに当たって備えとしておこないます。

生前整理についても、明確な定義がないものの、基本的に高齢になってから実施するケースが多いです。

一方で、老前整理とはまだ自分が元気なタイミングで、不要なものは整理しておくという考え方です。

これから生きていくためにおこなう整理であり、何歳からでも始められます。

また、老前整理の場合は自分のために行う整理となり、自分の死後に残された家族のためにおこなうことになる生前整理とは少し異なります。

他にも、自分が老後の生活において元気なうちにおこなう老前整理は、ポジティブに進めることができるのも特徴的です。

以上から、老前整理と生前整理についても若干スタンスがことなる作業となります。

生前整理をするデメリット3つ

生前整理は、残された家族の負担を低減するため、是非実施しておきたい作業です。

ただし、生前整理にはデメリットもあるため、デメリットをしっかりと把握した上で作業しなければなりません。

生前整理をするデメリットとしては、以下3つが上げられます。

  • 手間や時間がかかる
  • 不用品の処分費用がかかる
  • 悪徳業者に引っかかってしまう可能性がある

各デメリットについて、詳しく解説します。

手間や時間がかかる

生前整理では、ものの仕分けや処分が主な作業となります。

ものを残すものと処分するものに仕分けて、不要なものを処分しなければなりません。

自分一人で作業してみると、想像以上に労力と時間が必要となり、とても大変な作業となります。

特に大型の家電や家具などは、処分には手続きなども必要となり運び出すのは一人では難しい場合が多いです。

もし、無理して重いものを運ぶと足腰を痛めたりするケースもあるので、無理せず少しづつ作業しなければなりません。

よって、想像している以上に手間や時間がかかって、途中で断念したという方もいます。

不用品の処分費用がかかる

生前整理によって不要なものを処分する際には、処分費用がかかります。

各自治体のごみ収集で回収してもらう場合でも、燃えるゴミの袋代が必要です。

また、粗大ごみの場合は粗大ゴミ処理券を購入して処分する必要があり、燃えるゴミとして処分するよりも費用がかかってしまいます。

さらに、大型の不用品を処分したい場合は軽トラックなどで運ぶ必要がありますが、もし軽トラックを保有していない場合はレンタルするなどによりさらに費用がかかってしまうのです。

不用品を処分する場合、不用品回収業者などに依頼する方法もありますが、自分で処分するよりも高い費用を負担しなければなりません。

安く処分してもらおうと「回収無料」などを謳い文句としている業者を選定すると、後で追加料金を請求されるなどのトラブルに巻き込まれる可能性があります。

以上のように、生前整理はある程度費用がかかることを理解しておこなう必要があります。

悪徳業者に引っかかってしまう可能性がある

遺品整理では、先に紹介したとおり不用品の回収や買取、そして財産整理、エンディングノートや遺言書の作成などにおいて、業者を依頼するケースがあります。

業者に依頼すれば、特別な知識がなくても生前整理をスムーズに進められるメリットがあります。

反面、初めて生前整理をおこなう場合、業者に依頼するとどの程度の費用がかかるのかを判断できません。

そこで、業者の種類や作業内容、そしてかかる費用を理解しないまま業者に依頼すると、法外な費用がかかってしまうことがあります。

さらに、注意したいのが悪徳業者の存在です。

悪徳業者の手口としては、不用品回収であれば回収無料とトラックなどで宣伝していて、依頼してみると難癖を付けて追加料金を請求するケースがあります。

基本的には、作業を依頼する前に見積もりを取得してからどの業者が最適であるかを判断しますが、何も調査せず単純に安いだけの理由で業者に依頼すると悪徳業者に引っかかる可能性が高いです。

他にも、見積もりを取得して安いと判断した場合でも、見積もり内容が不明確で実は追加料金が請求されたという事例もあります。

生前整理で悪徳業者に引っかかった場合、費用面だけの問題に留まらない場合が多いです。

例えば、大切にしていたものを盗品されて転売されたり、資産を勝手に処分してしまうなどのトラブルも見られます。

生前整理をするメリット4つ

生前整理にはデメリットがあるものの、それ以上に多くのメリットがあります。

生前整理をおこなうことによるメリットは、主に以下のような点が挙げられます。

  • 資産状況が確認できる
  • 遺族の負担を軽減できる
  • 相続トラブルを回避できる
  • 快適な環境づくりに繋がる

各メリットの詳細は、以下のとおりです。

資産状況が確認できる

生前整理では、資産の棚卸しも重要な作業の1つとなります。

なぜ資産を棚卸しするかと言えば、相続に向けて準備を進めるためです。

資産は、プラス資産だけでなく借金や負債などのマイナス資産も合わせて棚卸しする必要があります。

資産棚卸しによって、現時点での資産状況を改めて確認できるので、余生をどのように生活すべきかを判断することができます。

遺族の負担を軽減できる

もし、生前整理しないまま死亡すると、残された家族が遺品整理としてものを処分するなどの対応が必要となります。

遺品整理は、基本的には葬儀が終了した後から始めることになりますが、葬儀が滞りなく終了できて一息つきたいタイミングで実施しなければなりません。

また、遺品整理で困るのがどれを残し、どれを処分するのかの判断が迫られる点です。

自分にとっては不要物であっても、故人た他の家族にとっては大切なものであった可能性があり、勝手に処分できません。

よって、故人のことを考えつつ、他の家族と相談しながら進めなければならず、これは大変な作業となります。

以上から、生前のタイミングで時間があるうちから生前整理しておくと、残された家族の負担を軽減することができます。

相続トラブルを回避できる

人が死亡した後に最も多い多いトラブルが、相続問題となります。

誰に資産をどれだけ相続するのかを決める際に、プラス資産については当然誰もが相続したいものです。

逆に、マイナス資産がある場合は自分が被りたくないと考えて、なすりつけ合いとなりがちです。

相続において、故人の意志が最優先されるため、生前整理のタイミングで遺言書の作成やエンディングノートなどで資産の状況や誰に相続して欲しいかの希望を記載しておくと、トラブルを回避できる可能性があります。

快適な環境づくりに繋がる

生前整理でものを処分する際に、断捨離の考え方を用いる場合が多いです。

断捨離はものへの執着をなるべく捨てて、不必要なものを処分して必要なものだけにする考え方です。

生前整理によってものを処分すれば、住居をすっきりさせることができます。

高齢者となると、足が思うように動かなくなりちょっとしたもので躓いたりする場合があり、転倒すると怪我につながってしまいます。

そこで、断捨離によって部屋をすっきりさせれば、動線を広く確保して安全性を高めることが可能です。

また、断捨離と同時にミニマリストの考え方を導入すれば、無駄なものを購入しなくなり節約効果も期待できます。

生前整理に向いている人の特徴

生前整理が向いている人の特徴として、以下のようなパターンがあります。

  • 多くのものを保有している方
  • 住居の中に大きな不用品が多い方
  • 遺産や延命治療などについて家族と会話した経験がない方
  • 断捨離やミニマリストを実践したい方
  • 明確な人生プランを立てて生活したい方

単純に、ものに溢れて生活していたり、大きな不用品がある方が生前整理すると、高い効果を発揮します。

また、介護が必要になった場合の治療方針なども、エンディングノートで示しておくと自分の想いを家族などに伝えることが可能です。

生前整理の進め方

生前整理には正確なルールはなく、どのように進めても問題ありません。

一般的には、以下のような順番で進める形となります。

  • 貴重品・ものの整理
  • 不用品の売却・処分
  • 重要書類の整理
  • 財産目録の作成
  • 遺言書・エンディングテーマの作成

各生前整理の方法について、詳しく解説します。

貴重品・ものの整理

生前整理で最初におこないたいのが、ものの整理です。

なぜ最初に実施すべきかと言えば、その後の資産の整理などにおいてものの整理をしておかないと、全容が把握できないためです。

ものの整理には貴重品の整理が含まれますが、貴重品は資産となるため残すか残さないかもしっかり判断しておかなければなりません。

よって、最初にものの整理を最優先におこないましょう。

ものの整理は、残すものと処分するもの、そして処分すべきかどうか悩むものを保留という形で分類してきます。

断捨離の精神で、なるべく不要なものを多くするのがポイントです。

貴重品については、後に相続が必要になる場合が高いので、家族の意見も聞きながら整理するのがおすすめです。

不用品の売却・処分

ものの仕分けが完了したら、次に不要と判断したものの処分をおこないます。

処分とは、廃棄物として処分する方法と価値があるものであれば売却する方法があります。

廃棄処分する場合、自分で自治体のゴミ収集時に処分する方法と、業者に依頼することも可能です。

業者に依頼すれば、大型家具などを運び出してくれるなどのメリットがあります。

売却の場合、自分でリサイクルショップに持ち込む方法や、出張買取に対応してもらえる方法も利用可能です。

業者によっては、ものの仕分けや処分、買取まで一手に引き受けてくれる場合もあるので、利用するのもよいでしょう。

重要書類の整理

重要書類とは、主に以下のような書類が該当します

  • 預金通帳
  • 印鑑類
  • 有価証券
  • 保険証書
  • 実家の登記簿謄本
  • 不動産登記簿
  • 各種契約書類
  • 株券や債権
  • 登記済権利証

また、人によっては以下のようなものも重要書類となるでしょう。

  • 日記
  • 手紙
  • 年賀状・暑中見舞い
  • 住所録
  • 仕事の書類

預金通帳などは、資産に関連する重要な文書となるため、廃棄せずしっかりと保管しておきたいものです。

重要書類については、どのようなものがあるのかを棚卸しして、リストにしておきましょう。

財産目録の作成

財産目録とは、財産の内訳や評価額などをまとめたリストを指します。

財産目録では、預貯金や不動産などプラス資産だけでなく、借金やローンなどのマイナス負債も全て記載して、合計額や差引額など相続財産の状況を露わさなければなりません。

財産目録を作成することで、財産の全容について把握でき、相続をスムーズに進められるメリットがあります。

財産目録に取り上げる項目としては、以下があります。

  • 不動産
  • 預貯金
  • 有価証券
  • 生命保険
  • 自動車
  • 動産類
  • その他
  • 負債

財産目録の作成方法として、はじめに資産と負債に各項目を分類して、財産の種類別に内容を記入してください。

そして、資産の合計額と差引額を算出して記入すれば完成です。

作成した財産目録は、エンディングノートなどでどこに保管してあるのかを明確にして、残された家族が容易に確認できるようにしましょう。

遺言書・エンディングテーマの作成

遺言とは、亡くなった人が生前のタイミングで、自分の財産を誰にどれだけ残すのかの意思を表示するものであり、意思を書面として残したものが遺言書です。

遺言は大きな効力があり、遺言書を残せば遺産は基本的に遺言書通りに相続されます。

これによりスムーズに遺産相続が進み、遺産の分け方をめぐって相続人同士での争いが発生しにくくなるメリットがあります。

遺言書は法的効力がある書面となるため、法律に従った形で作成しないと無効となってしまう可能性があるので要注意です。

もし作成時に不安がある場合、業者などに相談してみるのがよいでしょう。

エンディングノートは、自分の情報や想いを書き留めておくノートのことを指します。

もし、自分が死亡した場合に自分の想いなどを残された家族などに伝えたいケースで、エンディングノートが活躍します。

エンディングノートには特に決まった様式はありませんが、最近では書店などでエンディングノートが販売されており、それを使用するのが一般的です。

エンディングノートに記載する項目としては、以下のとおりです。

  • 自分の基本情報について
  • 財産や資産について
  • 身の回りのことについて
  • 家族や親族について
  • 親しい友人や知人について
  • 医療や介護の方針について
  • 葬儀やお墓について
  • 相続や遺言書について
  • 連絡先
  • 自分からのメッセージ

先に実施した資産の棚卸しや重要書類のリストなどを、エンディングノートに記載するのもよいでしょう。

なお、エンディングノートは遺言書と違い、法的効力はないため相続の希望を記載しても必ずしもそれに従う必要ない点に注意が必要です。

生前整理のおすすめ業者6選

実査に生前整理をおこなうと、とても大変であることに気づきます。

また、遺言書は法律に準拠した形で作成しなければならず、作成時に不安を覚えるものです。

そこで、生前整理に対応した業者に依頼するのがおすすめです。

遺品整理に対応した業者の中でも、以下6社がおすすめできます。

  • 片付けオンライン
  • 便利屋サービス21
  • 武蔵シンクタンク
  • 遺品整理プログレス
  • あろはーと・ちば
  • 遺品整理専門店ティプロ

各業者の特徴について、開設します。

片付けオンライン

片付けオンラインは長野県にある業者ですが、関東全域でサービスを受けられます。

問い合わせ後に即日に対応可能で、24時間受け付けています。

LINEで問い合わせ可能であり、気軽に相談できる点が魅力的です。

遺品整理協会の優良事業所に認定されており、信頼感が高い点も評価できます。

便利屋サービス21

便利屋サービス21は、関東一帯と長野県までカバーしている業者です。

なお、山梨県と茨城県、栃木県の場合はごみ屋敷の片付けなど大型案件のみに対応しています。

どんな状況の不用品整理にも対応しているのが強みであり、即日依頼も可能です。

また、分割払いや自社ローン払いなどが用意されていて、費用を支払いやすいメリットがあります。

武蔵シンクタンク

武蔵シンクタンクは、テレビや雑誌などでも取り上げられた経験がある、注目度の高い業者です。

24時間365日の作業に対応しており、例えば深夜に生前整理したい場合も気軽に依頼できます。

見積もり後即施工し、緊急対応にも対応してもらえるので、すぐに生前整理をはじめたい方におすすめです。

遺品整理プログレス

遺品整理プログレスは、想いに寄り添うサービスを合い言葉に、親切丁寧に対応してもらえる業者です。

遺品整理士が在籍しており、また遺品整理士認定協会が認定した優良業者にも選ばれており、質の高いサービスを提供しています。

見積もり以降の立ち会いが不要など、ユーザーの立場に立ったサービスが魅力的です。

わかりやすい料金形態となっており、また追加料金が発生しない点も評価できます。

あろはーと・ちば

あろはーと・ちばは、千葉県松戸市を中心として、茨城県、東京都、埼玉県など関東全域をカバーしています。

生前整理をはじめとして、遺品整理にも柔軟に対応しており、特殊清掃も依頼できます。

また、不用品の買取も依頼でき、ものの整理から処分、買取まで一貫して依頼できる点が魅力的です。

遺品整理専門店ティプロ

遺品整理専門店ティプロは、広島県を中心に生前整理や遺品整理に対応している業者です。

地域最安値の38000円から遺品整理に対応しており、さらに不動産売却や相続までまるごとサポートしています。

生前整理についても、各種相談に応じてもらえるため、困ったときに気軽に利用できる業者としておすすめです。

まとめ

生前整理は、生前に進めておくと残された家族の負担を大きく減らせるメリットがあります。

ただし、誰でも生前整理が向いているわけではなく、デメリットもあるので要注意です。

生前整理の目的を正しく理解した上で、実施するのがおすすめです。

もし、生前整理でお悩みのことがあれば、あなたの街の遺品整理にお気軽にご相談ください。

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