遺品整理を通して、兄と話すきっかけに

「遺品整理って、こんなに話すことがあるんだな…」作業が終わったあと、兄がぽつりとつぶやきました。 父が亡くなり、実家の整理をすることになったものの、思い出が詰まりすぎていて片付けが進まず、業者さんにお願いすることにしました。正直、業者の方に淡々と片付けられるだけだと思っていましたが、全然そんことはありませんでした。 「このアルバム、お父様が大事にされていたんでしょうね」「この時計、動きますよ。修理すれば使えそうですが、いかがされますか？」そんな風に一つひとつ声をかけながら整理を進めてくれるので、自然と兄と私も会話が増え、久しぶりに思い出話に花が咲きました。 ありがとうございました。