あなたの街の遺品整理コラム
遺品整理業者の料金相場の目安は?安くするため方法や注意点を解説
2022.11.7

遺品整理を専門業者に依頼する場合、当然費用が発生します。
遺品整理自体が人生で一度あるかないかの体験であり、実際に業者に依頼する場合に適正費用がどの程度か分からないものです。
もし、費用相場を知らずに依頼すると、無駄に費用を負担しなければならないため注意が必要です。
この記事では、遺品整理の料金相場や、少しでも費用を抑えるためのテクニックを紹介します。
遺品整理の料金相場について
はじめに、遺品整理業者に遺品整理を依頼する場合、どの程度費用がかかるのかを知っておく必要があります。
ここでは、遺品整理相場の料金表や作業内訳、そして料金の決定方法について解説します。
遺品整理相場の料金表
遺品整理業者に依頼する場合の費用として、後述するように間取りによって作業人数や時間に応じて費用が決定します。
間取り別の大まかな費用は、以下のとおりです。
間取り | 作業人数 | 作業時間 | 概算費用 |
1K・1R | 2人 | 1~2時間 | 36,000円〜 |
1DK | 2人 | 2~3時間 | 50,500円〜 |
1LDK | 3人 | 2~4時間 | 80,500円〜 |
2DK | 3人 | 3~5時間 | 100,500円〜 |
2LDK | 4人 | 2~6時間 | 161,000円〜 |
3DK | 4人 | 2~7時間 | 162,000円〜 |
3LDK | 4人 | 5~8時間 | 182,500円〜 |
4DK | 4人 | 5~9時間 | 201,000円〜 |
4LDK | 4人 | 8~10時間 | 221,500円〜 |
どれだけ小さな間取りであっても、基本2人で作業するのが一般的です。
また、作業人数と時間が増えれば増えるほど、費用が高くなるのが分かります。
作業の内訳について
遺品整理と一概に言っても、実際には多数の工程を経て作業をおこないます。
遺品整理の内訳としては、以下に分類されます。
- 当日の作業の流れと注意点を両者で共有・整合
- 集合住宅での作業時はエレベーターなど共用部分にダメージが及ばないように保護
- 遺品の仕分けと処分品を分別
- 遺品を梱包して搬出
- 搬出終了後に現場を清掃
- 作業完了後の現地確認
単に搬送するだけでなく、大切な遺品を破損させないように保護するなどの作業も含まれます。
また、搬送完了後の清掃も重要な作業であり、場合によっては本格的なハウスクリーニングをおこなう必要があり、その場合は別途費用がかかります。
料金の決まり方
大まかな作業の流れを説明しましたが、実際には以下の要素によって正式な費用が決まります。
- 建物の周辺状況
- 部屋の大きさ
- 不用品の種類
- オプションサービスの有無
各項目の具体的な費用について、解説します。
建物の周辺状況
例えば、マンションなどの集合住宅にお住まいの場合、エレベーターなどで搬送しなければなりません。
その場合、周囲の保護をおこなう必要があり、また一度に搬送できる遺品の量も少なくなりがちです。
よって、どうしても時間がかかってしまい、費用も効果となる傾向があります。
また、周辺にトラックが駐車できるスペースがないと、遠くまで手で搬送しなければならず、時間がかかってしまい費用が高くなります。
部屋の大きさ
先に解説したとおり、部屋が広くなるとその分だけ作業範囲と量が多くなります。
よって、より多くの作業人数をかけて作業しなければならず、費用が高騰します。
不用品の種類
不用品の種類によっても、費用が変動します。
例えば、布や紙、金属については専門業者に回収を依頼する場合が多く、費用を圧縮できます。
また、家具や食器、衣類の場合もリユースすればコストを削減可能です。
さらに、不動産鑑定士の資格保有者や古物商の資格を保有している場合、買取にも応じてもらえるので買取費用を作業費用に補填できます。
一方で、リサイクル家電の年式が古く、処分が必要になる場合は別途リサイクル費用が発生します。
オプションサービスの相場について
遺品整理と同時に、遺品整理業者では様々なオプションサービスを付けられます。
主なオプションサービスと費用の相場は、以下のとおりです。
オプションサービス | 概算費用 |
立ち合いなしの作業 | 無料 |
オンライン見積 | 無料 |
遺品の合同供養 | 無料 |
自宅での供養 | 20,000円〜 |
自宅でのお焚き上げ | 3,000円〜 |
エアコン取り外し | 無料〜6,500円 |
ハウスクリーニング | 1ルームあたり15,000円〜 |
消臭除菌の作業 | 10,000円〜 |
害虫駆除 | 10,000円〜 |
専門機材を用いた特殊清掃 | 30,000円~ |
原状回復リフォーム | 要確認 |
家屋の解体 | 1坪あたり20,000円〜 |
原状回復リフォームなどは、状況に応じて費用が変動するため、利用時はよく確認してください。
遺品整理を安くするにはどうすればいいか
遺品整理を業者に依頼する場合、少しでも費用を抑えたいものです。
費用を抑えるためのテクニックとしては、以下があります。
- 買取サービスを利用する
- 自分でできる範囲は片付ける
- 合い見積もりをとる
各ポイントについて、詳しく解説します。
買取サービスを利用する
遺品整理業者の場合、買取サービスに対応している場合があります。
買取サービスを利用すれば、遺品整理の作業費用に補填できるので便利です。
また、単純に不要物を処分する費用がかからない点も魅力的です。
遺品の状態によっては、思わぬ高値での買取も期待できます。
自分でできる範囲は片付ける
遺品整理が多数に渡る場合、すべての作業を遺品整理業者に依頼すると費用がかさみがちです。
そこで、自分自身でできる範囲で遺品整理を進めておくと、費用圧縮に繋がります。
重いものの搬送などは一人では難しいものの、例えば簡単に処分するものと残すものを分別するなどは自分自身でもおこなえます。
可能な限り自分で分別や片付けを進めてから、業者に依頼しましょう。
合い見積もりをとる
業者から見積を取る場合、一社だけから取得すると費用が妥当かどうかを判断できません。
よって、基本的には複数の業者から合い見積もりを取得して比較するのがベターです。
合い見積もりを取得すれば、単純に料金比較して安い業者を選定でき、また悪徳業者であるかの判断材料ともなります。
なるべく内訳まで明確に記載されていて、料金の安い業者を選定しましょう。
遺品整理業者を選ぶ際の注意点
遺品整理業者を選ぶ際には、単純に費用が安いかどうかの観点だけで選ぶのは危険です。
業者選びで失敗しないために、以下のような観点で選ぶのがベターです。
- 訪問見積に応じてくれるか
- 遺品整理士が在籍しているか
各注意点について、詳しく解説します。
訪問見積に応じてくれるか
遺品整理の費用は、基本的に部屋の広さや遺品の量によって決定します。
ただし、実際には周囲の環境などを加味して詳細な費用が決まるのです。
よって、見積作成時点で現地を確認せず費用を提示する業者はあまり信用できません。
訪問見積に対応した上で、適切な見積を提示する業者に依頼しましょう。
遺品整理士が在籍しているか
遺品整理業者では、遺品整理士が在籍している業者があります。
遺品整理士は一般財団法人遺品整理士認定協会が制定する資格であり、遺品整理業者に常駐する必要な資格ではありません。
威信整理士の資格保有者は、法令に従った廃棄物処理を実施し、遺品の取り扱いや遺品整理に関係する法律について知識を有しています。
よって、遺品整理士の資格を保有している業者に依頼すれば、安心して遺品整理を依頼可能です。
遺品整理業者のホームページなどで、遺品整理士の有無を確認できるので、よく確認しましょう。
まとめ
遺品整理業者に依頼する場合、なるべく低い費用で最良のサービスを受けたいものです。
しっかりと業者の善し悪しを判断して、最良の業者に依頼しましょう。
あなたの街の遺品整理では、優良業者をかんたんに見つけ出せるサービスを提供していますので、是非ご活用ください。