広島県福山市で遺品整理のご依頼を承りました。ご故人さまは写真作品の制作と読書がご趣味で、それらにに関連したご遺品を多く遺されておられました。遺品整理を行うにあたり、たくさんの書籍や作品をどのように取り扱えばいいのか、私達にご相談いただきました。
故人様の想いが込められたご遺品の取扱い
まず、私たちはご家族様と共に、故人様が制作された写真作品をどのように取り扱うかを話し合いました。
これらの作品はご故人様の豊かな感性と思いに溢れており、ただ遺品として取り扱うだけではなく、保存を行い、作品の発表の機会を作ることを検討しました。
価値のある書籍の買取や寄贈
また故人様の収集された書籍の中には、地域の文化や教育に貢献できる珍しい書籍も含まれており、これらの一部は書籍専門の買取業者を通じて市場へ再度流通するように計らいました。また、買取ができなかった書籍は地元の図書館や学校、そして美術館への寄贈をご提案し、故人様の遺志が広く活きる形で社会へと還元できるようにしました。
遺品整理を通じた家族の絆をつなぐお手伝い
この遺品整理の過程で特に印象的だったのは、遺された写真作品や書籍を通じて、ご家族様がご故人様のお人柄の知られざる側面を改めて感じられていたことです。
作業終了後、ご家族様からは「これまで知らなかった、個人の気持ちを知ることができ、とても嬉しかったです」とのお言葉をいただきました。
私たちは、故人様が遺されたご遺品を通じてご家族との気持ちの交流の場を作ることができ、とても晴れやかな気持ちになることができました。
これからも、単に「物を片付ける」ということだけでは無い、気持ちの整理のお手伝いができるように、取り組んでまいります。